インフィニットループ 技術ブログ

2015年06月09日 (火)

著者 : sheriuki

PHPカンファレンス関西2015に参加しました!

こんにちは、シュキーン開発チームのsheriukiです。
2015/5/30(土)に大阪で開催されたPHPカンファレンス関西2015に参加してきました。
IMG_20150530_143853

会場は大阪駅からほど近い、ブリーゼプラザ ホール&カンファレンスです。
IMG_20150530_151748
弊社はPHPカンファレンス関西2015のゴールドスポンサーとして、簡易的ではありますがブースを出させていただきました。
社内でコワモテに定評のある小野副社長と一緒にブース対応。
ブース

当日のセッション一覧

私はブース番の合間に以下に参加しました。

Codeceptionのテスト

クックビズのBatard Florentさんによるプレゼンです。

Codeceptionは以下のテストをカバーするテストフレームワークです。

  • 受け入れテスト
  • 機能テスト
  • 単体テスト

Codeceptionの売りは

  • 書きやすい
  • 読みやすい
  • デバッグしやすい

とのことです。
Codeceptionによる受け入れテストコードのサンプルを見てみると、

<?php
$I = new AcceptanceTester($scenario);
$I->wantTo('create wiki page');
$I->amOnPage('/');
$I->click('Pages');
$I->click('New');
$I->see('New Page');
$I->fillField('title', 'Hobbit');
$I->fillField('body', 'By Peter Jackson');
$I->click('Save');
$I->see('page created'); // notice generated
$I->see('Hobbit','h1'); // head of page of is our title
$I->seeInCurrentUrl('pages/hobbit');
$I->seeInDatabase('pages', array('title' => 'Hobbit'));
?>

確かにわかりやすい!テストシナリオの流れが一目瞭然ですね!
Batardさんは「本番環境では決してテストしないように」と言いながら、デモではPHPカンファレンス関西2015の公式サイトをテストしていました(笑)。

PHPer だからこそ知っておきたい、JavaScript のテストを複数ブラウザで自動実行する話

@suzukiさんによるプレゼンです。
発表スライドはこちらです。
KarmaはJavaScriptのテストランナーです。JavaScriptコードはブラウザによって挙動が異なる場合がありますので、複数のブラウザでテストを行なう必要があります。
2015/06/04時点の最新バージョンであるv0.12では、以下のブラウザに対応しています。

  • Chrome and Chrome Canary
  • Firefox
  • Safari
  • PhantomJS
  • Opera
  • IE
  • SauceLabs
  • BrowserStack

MacやLinuxのユーザーでIEのテストを行いたい場合には、マイクロソフトが提供するWeb検証用VMイメージを利用することがよく知られています。
なんとKarmaはプラグイン “karma-ievms” を使うことで、このVMイメージ上のIEでテストを動作させることができるそうです!
ちなみにWeb検証用VMイメージからVMイメージを一括でダウンロードするツール “ievms” も紹介されていました。
全てのVMをダウンロードすると40GBを超えるので注意してください!

ライトニングトーク

心残りだったのが、16:00からのLT大会です。都合によりLT大会前に会場を後にしたのですが、帰り際にLTのタイトルを見て唖然!
ヤバいタイトルばかり。

まとめ

ITカンファレンスは、短時間で多くの情報を得られる場であることを再認識しました!
今回学んだCodeception, Karmaは、シュキーンのテストに活用できそうなので、導入を検討したいと思います!

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