こんにちわ。VRも好きですがKinectも大好きなn-yamaguchiです。
今日はKinectやPerception Neuronを利用したリアルタイムでのアバターシステムのご紹介です。
まずはこちらの動画を御覧ください。
アバターライブシステム
アクター側に接続しているモーションキャプチャー機器（Kinect、Perception Neuron等）のモーションデータをサーバ経由で該当クライアントで再生するシステムです。
特徴としては
- サーバ経由なので面倒なネットワーク接続設定は一切なし（NAT環境下でも問題なし）
- クライアントのプラットフォームは特に制限なし（マルチプラットフォーム対応）
- 同時接続が可能でアバターを同時に複数人で見ることが可能
- 双方向や多地点でのボイスのやり取りが可能
- クライアント側のWebcamの映像をストリーミングとしてアクター側に配信可能
以上の特徴があります。
サーバ経由なので面倒なネットワーク接続設定は一切なし
サーバ経由でアクター側とクライアント側のネットワーク接続を行いますので面倒なIPの設定等は必要ありません。
サーバ経由でお互いの通信を行うのでNAT環境下でも動作します。
クライアントのプラットフォームは特に制限なし
モーションデータをクライアントに送る形式なのでクライアントのプラットフォームに制限はありません。
モーションデータを再生できることが出来れば、Windows、Mac、Android、iPhone、WebGL等、様々なプラットフォームでアバターを動かすことが可能です。
同時接続が可能でアバターを同時に複数人で見ることが可能
接続を行うクライアント数に制限はありませんので、一人のアバターを同時に多人数で見ることが可能です。
もちろんその際にクライアント側のプラットフォームは様々にプラットフォームから同時に視聴可能です。
（接続制限数はありませんが、ネットワーク帯域の関係でプレイに支障ない上限は存在します）
双方向や多地点でのボイスのやり取りが可能
双方向や多地点でのボイスでの会話が可能です。
ボイスを使ってのライブチャットや双方向での会話が行えます。
クライアント側のWebcamの映像をストリーミングとしてアクター側に配信可能
クライアント側のwebcamの映像をストリーミングとしてアクター側で視聴が可能です。
これを使ってAndroid端末などのカメラ映像をアクター側で確認しながらボイスをを使って双方向の会話が出来ます。
【使用例 その１】VRライブチャット
モーションデータをHTC Vive上で再生することでVRのライブチャットシステムになります。
もちろんボイスでの会話も可能です。
１対１のツーショットライブチャット、１対多での会議形式のライブチャットのシステムも可能です。
【使用例 その２】受付嬢システム
モーションデータをWindowsで再生した受付嬢システムです。
Webカメラで受付の状況を確認して音声での会話が可能です。
【使用例 その３】即売会の売り子システム
モーションデータをAndroid端末で再生した売り子システムです。
PC等、大掛かりな機材が置けない場合はAndroid端末を置きAndroidの内蔵カメラを使って双方向のやり取りが可能です。
【使用例 その４】リモートプレゼン
アバターの再生を透過ウィンドウで再生してディスクトップ上に配置することでリモートでのプレゼンが可能です。
この場合、Webカメラやマイク等をお客様の方に向けて会場の雰囲気をアクター側に伝えることで双方向のやり取りが可能です。
まだまだ使い方、たくさん！
使い方次第で色々な用途に使えるアバターシステム。
システムのデモが希望な方、あいえるたんを見てみたい方等いらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。
今後、あいえるたんを色んな所に登場させていきたいと思いますので乞うご期待！
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